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ヴォイテク(熊)のまとめ

皆さんは第二次世界大戦で活躍した『熊のヴォイテク』をご存知ですか?

熊のヴォイテクには数多くの逸話があり、そのどれもが信じられないような話しばかりです。

熊といえば凶暴で、人間を襲ってしまうこともありますが『ヴォイテク』はポーランド軍のマスコット的キャラクターだったんですよ。

そこで今回は、

・熊のヴォイテクとは?

・熊のヴォイテクの逸話

・熊のヴォイテクの死因

について紹介していきたいと思います!

最後までご覧ください!

目次

熊のヴォイテクとは?

熊のヴォイテクは、1942年にイラン ハマダーンで生まれポーランド軍に所属したシリアヒグマです。

ヴォイテクはポーランド軍の兵士たちに非常によく可愛がってもらい、ビールやタバコを好んで食べるようになりました。

ペットとして可愛がられていたヴォイテクですが、当時のポーランド軍はペットの輸送船への乗船は認められていませんでした。

そこで考えた兵士たちは、ヴォイテクをポーランド軍の第22弾薬補給中隊に徴兵したのです。

そこから、熊のヴォイテクによる数々の逸話が誕生していくことになります。

熊のヴォイテクの逸話

熊のヴォイテクはシリアヒグマでありながら、ポーランド軍に『伍長』として徴兵されました。

一般の兵士よりも階級が上という特別待遇を受けていたんですよ。

これだけでも凄い話しですが、ヴォイテクについて調べるとまだまだ逸話がありました。

兵士達と遊ぶヴォイテク

ヴォイテクはポーランド軍に引き取られてから、兵士たちに愛情たっぷりに育ててもらったことで人間を襲うことなく大人しい熊として育っていきました。

そんな大人しいヴォイテクと遊ぼうと思った兵士たちは、レスリングやボクシングなどの遊びを行なっていたんです。

大人しいと言っても熊なのに凄いですね。

普通に戦えば、腕力など熊に敵うはずもありませんがヴォイテクは兵士達と遊ぶのが好きだった為、わざと負けたりしたそうです。

さらに、そんな遊びを通じて“人間のように”敬礼や意思を伝える方法を覚えていきます。

スパイの発見

ヴォイテクは水遊びをしようとした際に、アラブ人のスパイを発見したことがあります。

偶然の出来事ではあったものの、奇襲を防ぐことができたので後にポーランド軍の英雄としてビールを2瓶報酬として受け取っています。

弾薬を運ぶ

ポーランド軍の第22弾薬補給中隊として軍の一員になったヴォイテクは、ドイツ軍の戦いで弾薬を運び勝利に貢献しました。

初めから弾薬を運ぶように、しつけを行われていたという訳ではなく兵士達の行動を常に見ていたヴォイテク自信が自発的に行動したそうですよ。

その姿を多くの兵士達が目撃し、軍の上層部もその功績を認め『砲弾を持つヴォイテク』を象った紋章を第22中隊の公式シンボルマークとしました。

熊のヴォイテクの死因

熊のヴォイテクは、前後動物園に引き取られて22歳で死亡しました。

死亡するまでに、リウマチによる関節の変形や食堂の病気など様々な病に犯されていました。

しかし、実際の死因は射殺です。

当時は動物の安楽死という選択肢がなく、あまりに苦しんでいるヴォイテクの姿を見て見兼ねての判断だったようです。

同じ種類の熊の平均寿命は35〜40年とされているので、あまりにも早く天に召されてしまいました。

ヴォイテクは死後、銅像や本などの作品となり世界中に感動を与えてくれました。

まとめ

今回は『熊のヴォイテク』についての記事をまとめました!

ヴォイテクは、シリアヒグマでありながらポーランド軍に所属し弾薬を運んだり、スパイを発見したりと様々な活躍をされました。

熊でありながら人と仲良くし、ビールやタバコを好んで食べたヴォイテクは様々な形で世界中に語り継がれています。

日本では絵本として出版されているので、よかったら読んでみてください。

最後までご覧頂き、ありがとうございました!

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