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ショウセツモドキ 後編

私はニュースを見たあと、何とも言えない気持になり少し考えた。

理由は当ニュースの内容だ。

私の友人が自殺した。

そして遺書にはこう綴られていたそうだ。

「もう祖父母も親も居ない。

だから先立つ訳じゃない。

謝る必要もないと思ったから、

この世から逝くことにした。」

「これはお前に宛てて書くが、

お前は人の心がわからない。

だから俺が死のうと、

お前の心は何も痛まないだろう。」

この内容を見た私は何で何故、彼女が死んだのか?

どいうことかと思った。


まず、友人は昨日、両親を亡くしたばかりだが

先月から優良企業に就職しており、

昨日も端末で会話をしたが元気そうだった。

内容は覚えていなかったが、

最初彼女と通話で話した時はいつも通り落ち込んでる風だたったけど、珍しく清々しそうに喋って明るかった。

あと、遺書に書いてあった“お前”とは誰であるのかも疑問。

そう考えててたら、なぜか背に悪寒が走り、思わず、振り向いた。

死んだはずの彼女が立っていて、

私に指をさしていた。

終。

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